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ゆらゆら気ままに

2010年10月22日~ とりあえず始めてみました。まったり更新だと思いますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。

 

リトルバスターズ!エクスタシー 朱鷺戸沙耶シナリオ 感想 

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朱鷺戸沙耶ルートを終えたので感想です。

クリア日は2013/01/01

ネタバレ注意。
沙耶可愛かったです。

特に自虐パフォーマンスが印象的。
あれはデレの延長系なのだろうか?
自虐パフォーマンスからの落ち込む姿がパターン化されていて、それを見る度に頬が緩んでいたような気がします。


リトバスex うんがーっ!


沙耶は本当に可愛いです!魅力的です!
時折見せる照れ隠しも、言い直して顔を赤らめる仕草も、何もかもが可愛かったです。

でも残念に思ったのが、リトルバスターズメンバーとの絡みがないこと。
沙耶ルートでは、沙耶が絡む相手といえば理樹くらいで、殆どこの2人同士での絡みしかありません。
2人だけでの会話も、上記の通りに沙耶が自爆したりと普通に可愛くて十分すぎるほど面白いのですが、もっと他のキャラクターとの会話シーンも入れて欲しかったなーと思います。

逆に言うと、理樹と2人だけで物語を進行できるほどのヒロインということです。
その完璧なキャラクター性ゆえ、他ヒロインたちとの干渉を避けたのでしょうかね。


シナリオについてなのですが、とても切ない。
それと同時にとてもいい話ですね。
今沙耶ルート終えてから2時間くらいボーっと余韻に浸っていました。

私は何でもかんでも大円団になればいいなと思ってしまいます。
悲しい話でも、最後に皆笑っていればハッピーじゃない。幸せじゃない。
だってそれ以外は・・・つらいから・・・。

沙耶(あや)は生きていて欲しい。
また現実世界で理樹と再会して、楽しくおしゃべりなどしている姿を見ていたい。
リトルバスターズメンバーとも打ち解けて、皆で野球している姿も見てみたい。
だってもう存在しないなんて、そんなのつらすぎる!悲しすぎる!

「理樹くん・・・」
「私と出会うルートは・・・」
「バッドエンドなのよ」
「そういう終わりしか、ここにはないの」


沙耶の台詞です。

色々考えました。

が、

“沙耶(あや)はもういない。”

そういう結果しか、私には出せませんでした。

沙耶について纏めてみると。

・本名は“あや”。
・苗字は不明。
・朱鷺戸沙耶という名前は、スクレボという漫画の主人公の名前。
~経歴~
父親に付いて海外を回ってた
→日本に帰る
→理樹と出会って遊ぶ
→また海外へ
→日本に帰ってきて土砂崩れに巻き込まれる。


どうして沙耶(あや)は、朱鷺戸沙耶という名前で虚構世界にいたのか?

朱鷺戸沙耶という人物はスクレボの主人公で、時風瞬(恭介)が虚構世界に作り出したのではないかと。
恭介はスクレボに夢中でしたからね。

そして、作り出した朱鷺戸沙耶という人の中に沙耶の魂が宿った。

では魂が宿る理由は?

沙耶(あや)が海外にいるとき、日本人の女性からスクレボを貰い受けてます。
それを何度も読み直したと回想されてたので、沙耶(あや)もスクレボに思い入れがあったのだと思います。

そしてもう1つ、沙耶(あや)に

友達が欲しい。
普通に学校へ通いたい。
あの子にもう一度会って遊びたい。


という願いがあったからだと思います。

沙耶(あや)の、「むしろ彼の方が『女の子』らしくすらあった」という回想。
最後にエピローグでお父さんに向けての、「同じりきっていうなまえだ」という台詞。
そして、沙耶の去り際、「遊びに付き合ってくれてありがとう」という台詞。
この3点から、沙耶が日本で一緒に遊んでいた相手は理樹で間違いないと思います。

何度も繰り返す虚構世界。

友達も作れる。
学校へも通える。
そして、沙耶の言う“あの子”、理樹にも会える。


だから、願いが叶えられる場所に沙耶(あや)の魂が迷い込んできたのではないでしょうか。
いや、迷い込んだのではなく、辿り着いたと言ったほうがいいのかな。

これらが、沙耶が虚構世界にいた理由と私は考えています。

そして沙耶の言う学園の秘宝とは?
生物兵器というのは、ただの言い逃れ。
沙耶(あや)自身が消え去る理由にしたかったのでしょうね。
秘宝なんて、どんなものでもよかったのだと思います。
大事なのは、秘宝を探して回ることに意味があったのです。
思い入れのある漫画のスクレボと同じ事をしながら秘宝を目指す。
つまり、理樹と一緒に遊ぶこと。
それが沙耶の目的であり、迷宮の存在する理由。


沙耶がいなくなった後、恭介から「タイムマシンで過去に逃げたらしい」と理樹は聞かされますが、私は嘘だと捉えています。
もし本当にタイムマシンがあっても、それは虚構世界の中で手に入れた物だから現実ではない。
空想の物。偽りの物。

何故恭介が嘘をついたのかというと、理樹と沙耶(あや)を想ってのことなんでしょうね・・・。
恭介の目的は理樹を強くすること。
理樹に前を向いてもらうために、沙耶は無事だと遠まわしに意味を込めて嘘をついたのでしょう。
優しいかもしれないけど、その優しさが残酷だったりするんだよ、恭介・・・。


ごめんね。
理樹くん、ありがとう。
今日という一日をありがとう。
好きになってくれて、ありがとう。
約束を叶えさせてくれてありがとう。
優しさに包まれた世界で・・・
理樹くんと同じ時間を過ごした・・・
これはあたしの青春だ。
その中を精一杯に理樹くんと駆け抜けた。
よかった・・・。
こんな温かな世界に・・・一時でも居られて。



沙耶が自分のこめかみに拳銃を当てたのは、虚構世界を去るため。
どんな罠にかかって死のうが、まだ追い駆けているものがあるからループを繰り返す。
そして自害した理由は、自分で幕を下ろさない限り虚構世界を去れなかったからではないかと思います。

青春を駆け抜けたから、沙耶の専用BGMが「駆ける」なんですね。

初めてゲームで涙を流しましたよ。
こんな切ない気持ちになったのも初めて。
胸が痛い。
感情移入もいいところだよ。

一番最後に、光の玉が解き離れるシーンがありましたが、あれは沙耶が虚構世界から抜け出したということでいいのかな。
つまり沙耶は虚構世界で願いを叶えたから、現実世界に帰ったということ。
では現実世界での沙耶はどうなっているのか?

沙耶は土砂崩れに巻き込まれ、ぼろぼろの瀕死状態のまま。

エピローグでのお父さんとの会話と、遊びに理樹のところまで出かけるシーンは、魂が虚構世界から帰ってきて、現実世界で瀕死状態の沙耶に戻り、意識が続く間に見た夢だったのではないかと思います。
学生服のまま横たわっていたのは、虚構世界(夢の中)での沙耶(あや)は学生だったからかな。

夢には終わりがある。
虚構世界であやが駆け抜けたこと。

覚めた先には続きがある。
現実世界に戻ってきたあやの続き。

あやがその後どうなったのかはわからない。
けれど土砂崩れに巻き込まれて、恭介と同様、死の淵にいたのだろう。
Refrainで恭介は胸に傷を負って瀕死だった。
沙耶もそれと同等もしくはそれ以上の負傷状態。
そこに救助が来て、かつ生き残れるのは気力と運頼み。

でも、虚構世界で満足したあやに踏ん張れる気力はあるのだろうか。
そう考えると・・・。

この沙耶シナリオで伝えたかったこと。
それは、虚構世界にもかけがえのないものがあったということだと思います。

理樹と結ばれても、現実世界では結ばれてはいない。
でも、沙耶は虚構世界で願いを叶えることができた。
現実では叶えることが出来なかったことを、虚構世界では全て叶えることができた。

それがたとえ虚構でも、なかったことではなく“あったこと”。

もし理樹がきちんと止めに入っていれば未来は違ったのかもしれない。
現実世界に戻っても、瀕死の沙耶が生きる術はあったのかもしれない。
でも、沙耶がそれで満足できたなら、そういう結末でもいいんじゃないかなと思います。

Refrainの補完版にも思えるシナリオでした。


もしも、現実であやが生きてたら・・・
その時は、また元気な姿で日々を一瞬のように駆け回ってほしいな・・・。
理樹と2人で永遠になってもらいたいな・・・。
そうしてくれると、そうなってくれると、本当に幸せだ・・・。


~評価~

シナリオ:10

虚構でも、かけがえのないものを教えてくれたお話。
とにかく泣かされました。

朱鷺戸沙耶(人物):10
佳奈多とは違った魅力。
完璧なキャラクターだと思います。

CG:9
少ないけど満足。

設定、世界観:10
シナリオがあるのは土台として世界観がそこにあるからだと思います。
この優しい世界があるから、このシナリオがある。


ZENさんの漫画も見てみようかな。


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コメント

ボドドドゥドオー!!

コメさせていただきます。
あんま考察とか得意じゃないんですけどね。

>もっと他のキャラクターとの会話シーンも入れて欲しかったなーと思います。

設定上難しいのではないかと。まあ自分も他キャラとの絡みが少なくてちょっと物足りない感じはありましたが。

>考察について

今さっきちょちょいと見返しましたが死んだという線が濃厚ですね・・・。
でも死にかけの姿と制服での姿で同じシーンとは何か違うものがあったんですかね?最後の緑に囲まれてたりとか。
最期だけでも夢を叶えられて良かったという事なんですね。

>沙耶がいなくなった後、恭介から「タイムマシンで過去に逃げたらしい」と理樹は聞かされますが、私は嘘だと捉えています。

タイムマシンで戻った=あやの最期の夢でエピローグでの父との会話
という感じかなぁだったり、それか恭介があやに対して理樹を強くしてくれたお礼として最後の夢を見させてあげたのかなとか。
そういう面ではあながち恭介の言ってる事も間違いじゃないんじゃないかって思ってます。
最後にはいい夢をっていう・・・まあ、希望ですが。

やるせないけどそれが現実。
重要なのは本人が悔いが残らぬ人生だったか。
そういやこういうやるせないヒロインって感動もののシナリオが多いんだよな・・・。


考察苦手ですいません。コメ失礼しました。

あんぽんTAN #- | URL | 2013/01/04 00:04 [edit]

Re: タイトルなし

>あんぽさん

ボドドドゥドォー!!

私も正直考察は苦手ですw
でも素晴らしいと思った作品はただクリアして感動しただけで終わりたくなくて、この作品は何を伝えたかったのかちゃんと考えてあげないと失礼かなと思いましたので!

沙耶と他のキャラの絡みは設定上難しいと思います。
でもスピンオフや夢の世界でもいいよ!できれば現実の方がいいけど、絶対皆と仲良くやれると思うんだ。
だからこそ残念だったなと。

死にかけの姿と制服姿で眠るシーンは、どちらもうつ伏せでポーズが一緒ですよね。
今見返しましたが、ちょうどあやが日本に帰ってきていた時期は冬でしたし、事故現場は山の中なので寒さの真っ只中でしょうね。
なのでSaya’s Songの「それはもう雪のような冷たさで この心の熱を徐々に奪っていく」という歌詞は、
「寒さが命を削っていく」と意味しているのではないかと思います。
なので死にかけの姿と制服姿での沙耶の状態に違いはないのではないでしょうか。
制服姿の理由は、憧れの学園で過ごせた後に戻ってきたからそのまま制服だったとか。
私が気にしているのは、表情の違いです。
制服姿の沙耶は安らかな顔で眠っていますし、学園での生活に満足したから悔いはないと思ってるからではないかと思います。

緑に囲まれてたのは分かんないです!(オイ)

そうですね、私も重要なのは沙耶が悔いの残らない人生だったかだと思います。
EDの歌詞が沙耶のことそのものなので感動しました!

ではでは、私のくだらない考察にお付き合い頂きありがとうございます。
コメどうもでした。

たかみち #I9hX1OkI | URL | 2013/01/05 20:23 [edit]

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