【TVアニメ感想】灼熱の卓球娘 12話「ふたりならどこまででも」 &総評
![【Amazon.co.jp限定】灼熱の卓球娘6 (初回生産限定版)(全巻購入特典:「描き下ろし全巻収納BOX」引換シリアルコード付) [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61SiWx6iqYL.jpg)
これぞ約束された勝利の神アニメ。
終わってしまった。悲しさだけが残ってしまった。。
今の自分たちよりも、後輩達に何かを残してあげたい。自分の練習時間を削って、後輩達につなげていくなんて、いい先輩じゃないか。今まではこより、あがりちゃんたちが卓球しても、誰かしらとの本気での試合が多かったから、こんな風に後輩(たんぽぽちゃん)たちにスポットが当てられることってなかったよね。特にあがりちゃんがモノを教えてあげる描写ってのは初めてて、なんだかほっこりしました。
こんな風に部内での先輩後輩との関係も変わっていくし、こよりの課題をあがりちゃんが協力して、次にあがりちゃんの課題をこよりに手伝ってもらって、更にその次はお互いの課題を協力し達成していくっていう、こよりとあがりちゃんの信頼関係が当然のように出来上がっていた。当初(あがりちゃんが一方的に)いがみ合っていた2人がこんな風になれるまで、短い期間だけどその分濃い時間を過ごしてたんだなって、走馬灯のように一瞬流れた回想がとても切なかったです。
時間は飛んで、1話アバンで王者を負かしたという黒髪ロングの卓球選手とこよりの試合。一体今がどんな状況かは、検討がつくでしょう。何か大切な大会、おそらく全国大会の決勝戦なんでしょうか。素顔が見えない不気味な黒髪ロングの卓球選手を相手に、ドキドキを抑えようとしないで全身全霊で立ち向かっていくこより。その目はドキドキがいっぱいに詰まった瞳をしていて、最後まで卓球を楽しんでいる様子でフェードアウト。とても面白かっただけに、その試合の行く先を見届けれなかったことが非常に残念です。歓声からすれば、こよりちゃんが点数を取ったようにも思えますが、それは視聴者の考える先ですね。
すごく面白かった。王道を外さない展開。スポーツ魂全開の熱い試合、レズ百合では終われない固く結ばれた友情の絆、面白いの最上級の言葉、神としかいいようがないくらいです。見終える瞬間までも高揚感に見舞われました。
残念なのがここから。この終わり方からするときっと2期はないんだろうなと。
漫画版は引き続き楽しんでいきたいんだけど、どうやら発刊数が少ないようで。日の目を浴びずに消え去っていく、そんなことは絶対になってほしくないです。
今年のアニメで、スポーツに熱く魅せられたアニメは蒼の彼方のフォーリズム以来でした。。
原作もこれからも引き続き応援していきますので、よろしくお願いいたします。
では、ここまで読んでくださった方、アニメ制作スタッフの皆様、今年最高級のアニメをありがとうございました!
Category: 2016年アニメ その他のアニメ(2016)
« コードギアス 復活のルルーシュについて | 2016年秋アニメ 簡易感想⑪ »
コメント
トラックバック
| h o m e |