凪のあすから 第26話(終)「海の色。大地の色。風の色。心の色。君の色。~Earth color of a calm~」 &総評
センターが美海だったのに・・・
でもこうしてみると、美海が恋の掛け橋を担ったようにも捉えられますね。
25話の次回予告の後姿の女の子。
あれは美海ではなくおじょしさまだったんですね。
美海ではないかと騙されてしまいました(笑)
というか絶対狙ってたろ!
またおじょしさまが連れている子どもが、どうみても光とまなかなんだが気のせいか?w
海神様は人を好きになる気持ちを奪った。
その理由は地上へ返す対価などではなく、人を好きになって感じる辛い気持ちを味あわせないためであり、
海神様なりの気遣いだったんですね。
海神様はおじょしさまが地上の人を想い続けてると考え地上におじょしさまを戻したそうですが・・・
待っていたのは悲しい事実。確かにそうだ、おじょしさまは海神様を愛してたんだから。
この2人切なすぎる。
「好きになってよかった」
美海のそう思える気持ちが、今まで好きという気持ちはつらいだけだと思っていた海神様の心を揺らしたのでしょうね。
今回は物語が進むというようなことはなく
ただただ今までの伏線ですとかを回収し
収容をつけるようにゆっくりと終わりに向かっていく1話でした。
~総評~ まとめのようなもの
P.A.Worksが元請で手がける2クールものは、『花咲くいろは』に次いで2作品目になりますね。
富山県が舞台のtrue tears
私の地元、金沢市湯涌が舞台の花咲くいろは
そして今作、福井県が舞台の凪のあすから
これで北陸三県が舞台として全て出揃いましたね。
Angel Beats!は近所の金沢大学が舞台だけど、町じゃなくて学校が舞台だし?(オイ)
あっさりした終わり方はあまり好きにはなれませんが
最後までの過程は素晴らしかったです。
1話開始時からどろどろの恋模様が描かれてましたが
十代の内面をここまで出してくれるとは。
特に2部から美海が中心になってからは毎週が楽しみでいてもいられませんでした。
たくさん悩んで
たくさん涙して
美海以外の全員がTRUE END
美海はフリーになってしまったが、誰かが悲しむ顔は見ることがなく
どろどろの展開は綺麗に収まりました。
美海派の私としては残念ですが、美海に新しい季節が来るなどして最後に盛り上がりを魅せてから終わればよかったと思います。
要とさゆのやり取りも出てきませんでしたし。
紡は最後に笑っている姿を見られて良かったです。
あまり感情を表に出さないから、あんな風に笑ってる姿は新鮮でした。1部で光たちと水浴びをして以来ですね。
ちさきは海村の家には戻ってないようですね。
地上のおじいちゃんがいる家も、自分の家に違いはないですし、それに近い将来新しい家族ができるかもしれませんしね(笑)
まなかは好きという気持ちを取り戻しました。
結局光とまなかの関係も付き合っているのかどうか良く分からないままでしたが
2人が相思相愛の関係であるのは両者共に把握しているようでしたね。
好きだという意思を魅せるような終わり方で、そういうのも別に悪くはないかなって。
ただだからこそ、ココまで応援してきただけあって最後はうやむやに終わらせてしまうのは残念です。
壁に当たっては乗り越えていく彼らを見てると、私たち視聴側も激励されて、共に乗り越えたような感覚です。
今なら何かをつかめそうな気がする!あくまで気がするだけかもしれませんがw
最後は惜しい、けど恋愛と海を引き合わせた恋愛群青劇でほんの少しほっこり。
【評価】
(最高5点)
脚本:3
人物:5
設定:3
世界観:4
作画:5
音楽:5
演出:4
印象:4
恋愛:5
ファンタジー:3
▼人物
心にきたのが、美海の光に対する献身的な態度と、ちさきの海の人を裏切ることになるといって紡を好きな気持ちを押さえ込めていた彼女らです。
恋心を大切にしすぎだろ・・・涙が出てくるぜ。
▼演出
人物の心情とマッチする素晴らしいBGMが流れたりと良かったんですけども
最終回に曲を流されるのはあまり好きじゃないんですよね。
更にしめが1部のOPになると使いまわし感があって。
なので残念ながらマイナス1です。25話までは完璧だったんですけどね。いやホント惜しい。
▼音楽
14話のOPに入ったシーンはゾッとしました。
そして美海の語りがあって更にゾッ
▼恋愛
終始このために動きまわっていた作品でした。
むしろこれがテーマ
告白、付き合う。表現は違っても意思は確認できる。恋愛の数だけ海がある。
アニメ製作に携わった方々
声を当ててくれた声優の皆さん
おつかれさまでした。
1人1人のキャラを大切にしてるという気持ちが伝わってきました。
個人的な評価・・・B-
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