【映画】打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 感想

どうも、ご無沙汰しております。
アニメ視聴は続けていますが、感想はご無沙汰ですね。w
リアルな話、人生で大切な人ができて1年経ったこともあり、将来に向けてぼちぼちと歩んでいるところです。
それで一緒に放映前からCMなど話題になっていたこの映画を見に行ってきたのですが・・・
ネットじゃ酷評の嵐のようで、見るのが正直怖かったのですが、それほど悪くなかったような気も。
お互いツボが同じなので、見た人にしかわからないネタですが、序盤のキックボード(すごくなつかしい)とスケボーのシーンでドツボにはまってしまいました。w
そういう意味で、おもしろい映画ではあったかなと。w
絵はとてもきれいでした。
音楽もいい。
終盤あたりの挿入歌と、エンドロール時の主題歌には心が震えました。
どうしても『君の名は。』との比較になっちゃうのですが、映画としては『君の名は。』の方がずっとずっと完成されていたなと思っちゃいますね。w
約90分という短い尺の中でできることは限られてくるのですが、今作『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、ちょっとした出来事を短くまとめたショートストーリーを、ミニドラマ化したようなイメージです。
キャラの印象は、ませている子たちが多いような、子供っぽすぎるやつらも多すぎるような。
中学生のノリってこんな感じだっけ?子供っぽさ(特に主人公)が全面に出てて、幼稚な言葉の掛け合いに終始「???」でした。
男なら・・・いや男じゃなくても、はっきり答えろよ!とイラっ^^と来るシーンもありましたが、終わりよければ全てよしというのでしょうか。終盤のなんだかすごく盛り上がりを感じるシーンにもってかれたような。結局ラストどうなったのかあんまり理解していないのですけどね。w
まあ、花火はどこから見ても丸いと思います。
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コードギアス 復活のルルーシュについて
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一番好きなアニメは?
と聞かれれば、間違いなく「コードギアス 反逆のルルーシュ」と答えます。
先日、コードギアス10周年イベントで3期らしき情報が公開されました。
製作陣は可能な限り旧製作スタッフということに安堵はしつつも、R2できれいにまとまったはずなのに、また盛り返す必要があるのかどうか。
ルルーシュは死んだ、死んでなかったと人によって意見は違いますが、私はどちらでもいいと思います。
反逆のルルーシュはあれで終わったんだと。そう思っていたのに、正式な続編と聞かされると「うむむ、、、」と考え込んでしまいます。
とってもうれしくもあり、楽しくもあり、少しでも間違えればぜんぜん面白くない方向に進んでしまうことで失敗してしまう可能性もあるわけで。
最近FF15に裏切られたように、期待している分、期待以上の作品でなかった場合の絶望がとんでもなく嫌いなので、考え込んでしまうのでしょうね。
でも亡国のアキトは好きだし、コードギアスのあの世界観であればスピンオフでも楽しめたので、同じ世界観で語られる物語だったら楽しめるのかも。
今は期待するのが怖いけど、一番好きなアニメとして続報を楽しみに待ちたいと思います。
もう年末。
今年の振り返りもしないとな。
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2016年秋開始アニメ 視聴予定
夏アニメは感想継続できなかったり、視聴すら継続できなかった作品が多かったです。理由としては違ったことに興味を持ち始めたのと、君の名は。に影響されまくったこと、小説・漫画のほうに走ってしまったこともあります。生活の変化も関係していますが、以上のことからアニメ視聴が疎遠がちになっていました。それでもRewriteとリゼロは観てたんですけどね。でもアニメ視聴は昔から大好きな趣味の1つで、人気だった作品すら観ていなかったというのは悔しいので、秋は貪欲にくらいついていきたいと思います。
では2016年秋アニメを参考にしたサイトがこちら。
・・・多すぎだろ・・・。
この中から厳選したアニメがこちら。
■ ブレイブウィッチーズ
売り上げランキング: 335
理由:ストパンつながり
ストライクウィッチーズは1期2期劇場版を観たことで世界観についていけそうだなあ~と思ったからです。(OVAは見ていない)
にしても続編ってわけでもなく、ストパン1期と2期の間の出来事をアニメ化するようですね。そういえば劇場版にちらっと出てきてたようなキャラもいますね。金髪ロングの子がエイラといたようないなかったような。
アニメ2クール分と劇場版しか見ていませんが、設定が細かいところまで綿密に練りこまれてるんですよね。曖昧な世界で繰り広げられる作品より、しっかりした世界で脅威に立ち向かう彼女たちの姿が王道の王道なだけに涙腺にくるんです。特に劇場版は何度見てもうるっときます。今作がどういった内容かは分かりませんが、また戦う女の子たちに魅了されたいです。
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【CD】君の名は。/RADWIMPS が届いたから絶賛しつつ、本編の感想を更に付け足してみた。
パッケージがティアマト彗星のソレで神がかってますわ。
まぁ収録された本編もなんですけどね、
収録曲は以下の27曲
1 夢灯籠
2 三葉の通学
3 糸守高校
4 はじめての、東京
5 憧れカフェ
6 奥寺先輩のテーマ
7 ふたりの異変
8 前前前世(movie ver.)
9 御神体
10 デート
11 秋祭り
12 記憶を呼び起こす瀧
13 飛騨探訪
14 消えた町
15 図書館
16 旅館の夜
17 御神体へ再び
18 口噛み酒トリップ
19 作戦会議
20 町長説得
21 三葉のテーマ
22 見えないふたり
23 かたわれ時
24 スパークル(movie ver.)
25 デート2
26 なんでもないや(movie edit.)
27 なんでもないや(movie ver.)
いろいろすごいんですけど、何がすごいかって言うのはまとめるのが下手だから、下手なりに感想を書き足していきたいと思います。
※因みに余裕でネタバレ入ってるのでここからは自己責任でお願いします。
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正宗くんのリベンジ アニメ化決定
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2016年夏開始アニメ 視聴予定
更に、もうそろそろ2016年も半分をすぎるようで。。。
いやぁ、時が流れるのははやいっす・・・
はい、そんなこんなで2016年夏開始アニメの視聴予定でも立てていこうかと思います。
◆ Rewrite
ついに、原作発売からちょうど5年の節目を迎えアニメが放送されます。
原作はKeyの作品で初めて全クリしたゲームということで、結構思い入れの強い作品です。
1クールを予定のようですが、ちゃんとまとめられるのでしょうかね。。。2クールしてほしい・・・。
ヒロインのルートごとによってライターが違うので、どのように一本道にまとめていくのか楽しみです。
またキャラ同士だと瑚太郎と吉野、瑚太郎と静流の絡みがツボだったので、アニメでも再現してくれると嬉しいです。
OPは安定のphilosophyz
EDはFDのEDであるささやかなはじまりということで、ひしひしと1クールでまとめあげようとしてることが伺えますね。
ああああーーー、楽しみだ!!!!
というわけで、視聴確定アニメは以上です。笑
継続はリゼロくらいですかね。
あとはRS計画とか、明らかに知名度が高そうなクオリディア・コードとか、新しいラブライブ!があったりするので、その辺が楽しみです。
ダンガンロンパは2はみてない気がするんだけど、気のせいだろうか。3をそのまま見てもわかるなら、見てみたいですね。
では、おやすみなさい。。。
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【TVアニメ】GOD EATER / ゴッドイーター 感想
ようやく撮りためておいた10話から13話を見終えたので。
でも殆ど10話の感想です。
TV放送では、待ちに待った10話でしたね。
もうね、涙が止まらなんだよ・・・(ガチで)
たまたまハンカチを持っていなかったら・・・。
さて、ゴッドイーター10話は、空木レンカの出生が明らかとなった回でした。
残酷で、絶望だらけで、でも、家族が命を紡いでいく感動的な話で、ガチ泣きした回でした。最後はずっと泣きっぱなしでした。
レンカは、フェンリル極東支部の近くの泥の中に捨てられていたところを、空木一家が拾い、育てられたようですね。
父と、母と、姉の空木イロハ。
【空木レンカ】という名前はイロハが付けた名前で、泥の中に咲く蓮の花(のよう)に見えたから【蓮華(レンカ)】、と。
姉のイロハはレンカの生みの親でもあったわけですね。
これがアバンで流れるわけだが、イロハが「私が名前をつけてもいい?」という台詞があって、早いですが即ここでうるっときちゃいました。
というのも、イロハがそう発言したことが、両親にとっては驚きだったようで、でも喜びでもあったようで、わくわくしながら花図鑑をかばんから取り出すイロハ。こんな廃れた世界でも、温かい家族に拾われてて良かったなと、思ったからです。
だからこそ、それから起こるさまざまな出来事が胸を締め付けるんですけどもね。
一番キツかったクライマックスシーン。
母だけでなく、生きるために父も置いて、逃げるレンカとイロハ。
が、アラガミにつけられた傷跡がどんどん深まり、イロハも歩くことができなくなり・・・
この辺からもう、泣きたいのをこらえてもどうしても出てきてしまう涙が止まらなくて自分でもびっくりしてました。
イロハの「あ、そうか・・・。ごめんなさい、お父さんお母さん・・・」という台詞
命を落とす間際で気づいたこと。それは死ぬときに1人ぼっちになる人間の気持ちを知ったことなんじゃないかと。
だから、死ぬときひとりぼっちにしてしまった両親に対して謝ったんじゃないかと、思ってます。
回想で、レンカを抱きしめながら、「愛してる」の一言
レンカに対して抱いていた気持ちは、弟としての気持ちではなかったということもあるかと思うけど、イロハも置いていかれる気持ちを知ることで、レンカが逃げる背に向かって「行かないで」といわんばかりか、自然と手を上げてたのかもしれないですね。でも、口には出さなかった。弟を生かすための、イロハの覚悟がこの瞬間に詰まってたと思います。
回想・・・からの、イロハが捕食されるシーンはキツかった。
悲惨な世界を映してからの、レンカの覚悟を強調したのはいい流れだったと思います。・・・私の心は傷だらけですが。EDテーマ『荒廃地』もこの10話のためにある曲といってもいいんじゃないかと思えました。心残りがあったalanさんの『Over the clouds』も、アニメ版では『荒廃地』がいい演出を出してました。
見返すと、EDにずっとイロハは登場してたんですね。イロハは10話しか出番はありませんでしたが、このアニメで一番強い印象を植え付けたヒロインなんじゃないかと思います。
10話を見る前と後じゃ、レンカに感情移入できるかどうかが大きく違ってくるんじゃないかな。
1人の命を救うために強い意志を見せる、命知らずの猛進野郎にしか見えなかったけど、これを見た後だと合点がいきました。それで1話から3話くらいまで見返しましたが、レンカの気持ちを知った上で見ると、感想が大きく変わってきました。
ふにおちないところはありましたけどね。
レンカとイロハが結婚すれば家族とみなし、フェンリルに入れそうな気もしないでもなかったのに。そんな甘い思いつきじゃ入れないかな。
10話はまごうことなき神回でした。
13話(終)はこれから起こりうるイベントを無視して途中で終わってしまったけど、この先はレンカが、レンカが教える子らが希望を託していくだろうという終わり方が嬉しかった。
アラガミは根絶することはできない、だからこそこんな世界でも未来は光が照らしてくれるというのは、ハッピーエンドだったんじゃないかと思えたからです。
イロハが最後に発した、「そしていつか、この世界を覆して」という台詞。
それをチームルールに加え、レンカ自身の言葉にしているところもよかった。
レンカに希望を託した空木一家の意志を受け継いでいたからです。
原作ゲームではエイジス計画を食い止め、キャラ1人ごとに焦点を合わせたストーリーでしたが、アニメ版はゴッドイーターの背景にある家族や一般人を含めた、世界観をフル活用したストーリーだったので、原作ゲームより楽しめました。
荒廃した残酷無比な世界を発揮できていたのではないかと思います。
レンカの言動の根底には家族がいたこと。
ひとつの家族愛を紡いだ物語に、乾杯です。
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2016年春アニメ 視聴予定
はや4月に入ってしまった後ではありますが、見ようと思ってるアニメだけ書きます。
▼ 学戦都市アスタリスク 2nd SEASOM
大会決勝がお預けという、なんとも消化不良でしかなかったアニメ。
比較対象に出すのもどうだろうけど、某落第騎士の最終話は、1カット1カットに全力を注がれてて、最後まで目を離せませんでした。
某アスタリスクは、主人公がダサい技名を叫んで相手の持つ武器を破壊し、かっこよくもないのに息切れをドアップで見せるシーンで幕閉じという、ある意味目を離せない最終話だったことを覚えています。
3ヶ月も間をとったぶん、ハイクオリティな仕上がりになっていることでしょうな。期待したいですねー。(棒
なんだかんだで1期は最後まで見たので、行く先を最後まで見届けようかと思います。
どうでもいいけど、ゲームはあんまり売れなかったみたいね。
某通販サイトのレビューが見るに耐えないないんですけど。。。
春に視聴予定のアニメは、以上です!笑
あーあと、迷家-マヨイガ-もありましたね。
ガルパン、SHIROBAKOで監督を務めた水島努さんが監督のオリジナルアニメとのこと。
期待が膨らみます。
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2016年冬アニメ 何を見ようか
毎期恒例ですが
時が経つのははやいね…
気がついたら2016年ですから。時の流れに抗えるなら抗いたいけど、どうしようもないね。
丁度今から10年前にあの偉大なコードギアス、ハルヒが放送されてたんですよね…。驚いてます。もう10年経ったのかと。
でも私がアニメに足を踏み入れたのはそれからおよそ3、4年後、ギアスも放送が終わってから全部視聴したのでね。
某アニメサイトを参考にすると、昔より今のアニメの方が毎期放送される数は多いようだけど、似たような作品が飽和している中、数は多くても質が高くないアニメが多く感じます。
だからこそ、視聴するアニメはしっかりと選ばないといけません。
というわけで、2016年冬アニメがそろそろ始まろうとしているので、視聴予定でも立てておこうと思います。
では視聴確定している2作品から
▼ GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 炎龍編
気になる引きだった当作品。待望の2クール目がスタートしますね。
炎龍の脅威はまだ去っておらず、ティカも精神が危なげですし、戦乱荒れ狂った年の後半がどうなるか、早く見てみたいです。
▼ デュラララ!!×2 結
2010年に2クールの1期を起とし、昨年に承、転が放送。そして最後に完結編である、結が始まるわけですね。
またもや負傷(?)させられるオチとなった臨也さん。毎回何かしらのアクシデントに遭遇しないといけないノルマでもあるのでしょうかね。相変わらず視聴者を焦らしにかかってくる手口は1期から変わりありませんね。
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2015年 秋アニメ 視聴アニメを考えているんだけども・・・
ではおなじみの、前回の記事から3ヶ月。
時間の経過が早い!
もう少ししたら誕生日も迎えるし、それ終わったら2015年も終わりだからね。
もうちょっと1日1日大切に生きようかな。
では、視聴予定アニメの一覧です。
▼ 緋弾のアリアAA
アリア原作、AA原作、両方とも購読してます。いわゆるアリアのにわかファンってやつですね。
特にAAは原作とは違った観点で進められるので、アリア好きにはたまらない、別視点のサイドストーリーです。
たまーに本編にも絡んでくるので、面白いですよ!
あと、原作が漫画なので読みやすいのもあります!
▼ 終わりのセラフ 第2クール
優一郎の身に何がっ!?
気になる次号は10月から!で3ヶ月前に終わったアニメの続編ですね。
影響を受け原作も購読しちゃいました。
まだ完結してないので、アニメではどう終わらせるのかも楽しみです。
以上、今期の視聴アニメです。
他は・・・気が向いたら見ます!!!
見てみるまでアニメってのは全く分からないですが、視聴する前の情報では興味をそそられるアニメはありませんでした。
原作購読つながりでアリアAA
2期として、終わりのセラフ、といった感じで選びました。
特にアリアAAは思い入れの強い漫画なので、アニメはどう転がるのか楽しみです。
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2015年夏アニメ 視聴アニメを考えている途中の巻
やりたいことがたくさんあるのに、中々できていないです。
時間を作るれるようになりたい。
そう考えている間にも、春アニメが終わりますね。
さて毎度おなじみ、前回の記事から3ヶ月が経ちます。
はぁ、時が経つのははやいっすなぁ・・・(遠い目
最近は、過去作で人気のあった作品をちまちまと見てたりします。
ラノベもちまちま読んでますし、ゲームも掛け持ちしながら進行中。
娯楽に餓えてるたかみちさんは、じっと同じことをしているのが苦手なので、外へ飛び出して走り回りたいのですが、走り回るため外に行くのが面倒なので、基本ひきこもって遊んでます。
▼ Charlotte
AngelBeats!を制作したスタッフの第2弾ですね。
またガルデモのように、劇中バンドが登場したりするんですかね~。
今は昨日発売されたばかりの、PC版ゲーム 1st beatsを堪能中です。
選択肢によって会話や得られるアワードが変化したりと見所満載で、楽しすぎて眠れないです。w
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【TVアニメ】SHIROBAKO 感想
SHIROBAKO、面白かったです!!
24話全てが、テンポがよすぎるくらいに過ぎていく、アニメを見ている楽しさを久々に感じることができました。
楽しいアニメって、連続して見ても疲れないし、次の展開が気になって更にのめりこんでしまいます。
毎回感傷的に浸れる要素がSHIROBAKOにはありました。
主人公こと宮森あおいは、アニメを作りたいがために、何となくという気持ちの整理がつかない流れで、武蔵野アニメーションでアニメ制作に携わることになります。
1クール目は放映中アニメの完成に向けて、仕事を覚えながら、アニメ制作に勤しむ慌ただしい日々を送ります。
この日常で描かれているのは、アニメを作るにあたって、宮森あおいこと、おいちゃんの忙しい日々と同時に、アニメを作りたいと志を共にした、高校時代の同好会メンバーにも視点が置かれます。
日々、目の前のことをこなしているおいちゃんだけでなく、
アニメーターとしての壁にぶつかる絵麻
声優としての厳しい業界で踏ん張るずかちゃん
自分がしていることと、したいことに違和感を覚えるみーちゃん
どのようにライターとして活躍の場を作るか立ち留まっているりーちゃん
5人の視点を交えつつ話数を重ねていくことで、アニメ業界での仕事内容が全く異なってくることを知りました。
昔に比べるとアニメ制作は楽になったと、武蔵野アニメーションの社長は言ってますが、今でも作るのに結構な人員と時間と経費がかかってくるんですね。。。
絵コンテを書き、シナリオを作り、原画を描いて色彩設定して、動画にして、もうほんと、本編終わった後でも忘れてしまうくらいの工程がありすぎて驚きました。
登場人物や世界観を知るだけでなく、視聴者に伝えるために更に設定を深く知らないといけないし、登場人物の心情も1人の人としてどのように揺れ動くかを、映像で表現しないといけないし、奥が深いだけ大変すぎる職種だなーと。。。
だからこそ、やりがいを求めてアニメを作る人の割合も多いのでしょうかね。
2クール目は、仕事内容を覚えたおいちゃんの奮闘劇が始まります。
いや、最初から始まってるけど、個人的には2クール目からの方がアニメ制作にあたっての、理不尽かつ不公平な仕事内容に驚かざるを得ませんでした。
当然っちゃ当然かもしれませんが、原作者サイドがNGを出してくれば、没にするしかありませんし、上からOKが出なければ、終えれる仕事も終えることができませんし、アニメーターや声優なんかは熱意だけでなく、努力を積み重ねた実力も必要になってくるところとかね、現実の仕事の厳しさを物語ってたと思います。
報われない日々を送り、同じ仕事に就けた4人を見つめる、ずかちゃんが不憫すぎて泣きたくなりました。
制作デスクにランクアップしたおいちゃんの作業はというと、制作関連全部とのことで。
多大な業務内容を全て管理するところでようやく仕事のスタート地点とか、1つずつコツコツ地道に作業していくしかない先が遠い世界。
現実もそうだけど、予定通りに進行しない日常茶飯事な世界でそれをこなすおいちゃんがはんぱない。
私の場合、途中で挫折するかもしれません。
そういえば、P.A.WORKSが元請アニメで、初期スペックがそこそこ高い主人公ってのは珍しいかもしれませんね。
気苦労しながらも、目の先にある仕事をこなしてるおいちゃんは、挫折仕掛けながらも続けてますし、何のために仕事をするのかというのも、このアニメのテーマではないかと思います。
最後は全員が報われた・・・形になるのかな。
ずかちゃんだけ、23話まで救済がなくて、他4人の辛いことを一手に引き受けているような気がしてなりませんでした。
SHIROBAKO制作スタッフはずかちゃんに何の恨みがあるんだと。w
でも、最後はサブキャラだけど、重要なキーパーソン役に抜擢されるのは、彼女の努力の賜物なのでしょうね。
更に、ずかちゃんのアフレコで涙を流すおいちゃんと、ずかちゃんの台詞シーンを絵麻ちゃんが描くところなんて泣いちゃいましたよ。
5人全員が同じ作品を作るために改めて団結できた瞬間です。
24話(最終話)での、おいちゃんの乾杯音頭の演説が未だに響いてます。
1人1人が細いろうそくの線だったとしても、灯された火は消えることなく引き継がれていく、でしたっけね。
夢を追いかける少女たちのストーリーは、見続ければ見続けるほど引き込まれました。
何故かというと、現実社会で働く人と比較すると誇張もあるだろうけど、このアニメはそれを面白おかしく描くことによって、イヤだけど仕事を取り組む上で楽しいと思える要素を見つけられるようになってほしい、と応援されている気がしたからです。
私個人の錯覚かもしれまんが、大勢で1つの目標に向かって走り続けられるのは夢があると思いますし、達成するとやっぱり嬉しいです。
つらい現実を生きた上で、嬉しいことが待っていたら1ミクロン程でもやる気が出ますしね。
私はこのアニメを通して、アニメ業界の仕事に就きたいとは思わなかったけど。w
でも、今の仕事を頑張ってみようかな、とやる気に変換することができました。
自称・能天気な私にとってすると、現実を生きる糧になってくれますから。w
だからこそ敬意を表して、このアニメを作ってくれた方々に感謝したいです。
見ている間はとっても楽しかったです。
終わった後はむなしい気持ちでいっぱいで死にそうです。
でも、次のアニメが出来上がるまでは生きていけそうです。
と、大げさな感想になってしまいましたが、それほど影響を受けたということで。
まぁ、飽き性な私にとってすると、1ヶ月ほどで熱が冷めてしまうかもしれませんが、それも一興。
いずれBD BOXが出たらぜひとも購入したいですね。
1巻ずつは高すぎますごめんなさい。(∵)
最後に登場人物について簡易コメントつけて終わります。
・宮森あおい(おいちゃん)
彼女が主人公でよかった。おいちゃん視点で描かれるからこそ、SHIROBAKOを最後まで見届けることができたのだと思います。初期段階から珍しくスペックがそこそこ高めのおいちゃん。毎話奮闘するおいちゃんを見れただけで、おいたんは幸せでした。どうでもよくないけど、彼女は1993年生まれとのこと。同年代として私も頑張らないと・・・。
・安原絵麻
おさげが素晴らしいです!可愛すぎるえまたそ。苦悩しながらも、周りの協力を得て殻を破る彼女に感銘を打たれました。物語終盤にして、くぬぎちゃんの通訳は卒業っぽいですね。この作品で一番好きな子です。
・坂木しずか(ずかちゃん)
可愛い可愛いずかちゃん!新人声優にして、他キャラの辛い部分をまとめて受け持ってしまった子。声優番組を見ながら愚痴を吐露するシーンは怖かった。最後に報われてホントよかったよ。ずかちゃんパートになると、見ている私も緊張しちゃいました。
・藤堂美沙(みーちゃん)
上記3人に比べると出番は少なかったけど、自分でやりたいことを見つけたとはよかったと思いました。
・今井みどり(りーちゃん)
通称・ディーゼルさん。5人の中では一番年下なのに、一番スタイルが良いという格差社会(∵)知らないことを知るために調べる、好奇心旺盛なところが彼女が評されたポイントですね。元から高スペックで、特に悩んだシーンってあまり無かったような・・・。「~ッス!」という語尾が特徴的で、一番印象深い人物です。
・本田さん
元制作デスクで、パティシエに転職した人。「万策尽きたー!」で、よく思い出し笑いしてしまう程面白かったです。
・木下誠一(監督)
「かっらあげ~♪かっらあげ~♪」の歌にやられました。何気に好きなキャラ。お笑いパートでは必須人物です。
・矢野エリカ
ツインテールかわいすぎいいいいい!!!!おいちゃんより年上だけど、低身長なので合法ロリ、だけども中身は姉御肌。なんて素晴らしい人なんだ。
・小笠原綸子
通称・ゴスロリ様。バッティング回は神。
・タロー
1クール目で、私のヘイトを一手に引き受けた大馬鹿ヤロウ。根っからのバカっぷりに救われることもあったので、憎めないヤツですね。w
・平岡さん
2クール目で、私のヘイトを一手に引き受けたクズヤロウ。でも根は優しいし、酷い扱いを受けたことをも判明し、何かと憎めないヤツでしたね。w
女性陣も男性陣も、嫌いな人はいなかったですね。あーでも、変な話1人いたけど文章が穢れるからやめておこう。
アニメ制作が題材のSHIROBAKOは、近年稀に見る素晴らしい群像劇でした。
2014年~2015年で放送されたアニメで、一番のおすすめは?って聞かれたら、絶対SHIROBAKOって答えれる自信があります。
いつもアニメ感想を書いてる私ですが、作る側の気持ちを考えたことが今まで無かったので、SHIROBAKOを通して、アニメ製作者の意図を見据えるように、これからはアニメを見るときは作った側がどんな気持ちで動いているのかも考慮しないと、アニメに対して失礼な気がしました。w
ただ楽しむのも勿論ですが、このように心を動かされる作品に出会ったとき
私は思いのたけを、このブログに刻むことを、ここに、決意しま、ッス!!
なんてね。
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